福祉車両改造ブログ

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【GW特集】子どもたちを乗せて旅に出よう~運転できるクルマの巻~

【GW特集】子どもたちを乗せて旅に出よう~運転できるクルマの巻~

このシーズン子供たちも楽しみにしているのが家族旅行、

もう計画済みで、出発日を指折り数えている方も多いのではないでしょうか?

今日は、遊びに行くための準備としてお体の不自由な方でも運転出来るクルマ、乗れるクルマ、乗せれるクルマの

改造、架装についてご紹介してゆきたいと思います。

 

運転できるクルマ

運転出来るクルマとは何?障がいをお持ちの状況により運転を補助する機器が存在します。

右手、右上肢に麻痺、握力が無いなどの理由で運転できない方は

左手でハンドル操作がしやすいようにハンドルの左側にハンドル旋回装置(ハンドルノブ・スピンナー)

と呼ばれる補助装置を付けて運転を行います。

 

左手、左上肢に障がいがある場合は、ハンドル旋回装置を右側に付けて対応します。

では、右にあるウインカーはどうでしょう?

右手、右上肢に障がいのある方は、ウインカーからレバーを左側に伸ばして、左手で操作を行います、

昔はウインカーから別のスイッチを割り込ませてウインカーを増設するなどの改造も行われていましたが

近頃は電気的に割り込むことのできないクルマが多くなり、昔ながらのアナログなウインカーレバーが

主流に戻りつつあります。

 

あと時々ご相談があるのは、オートマのセレクトレバーの解除ボタンが押せないので何とかならないの?

というご相談がありますが、ご安心ください。てこの原理を利用して、解除ボタンを押せるようにする補助具が

存在しますのでご安心ください。

 

両手や両上肢に障がいがある場合どうでしょう、足で運転を行う補助装置があります。

国内では、唯一、クルマのメーカーであるホンダが『フランツシステム』と呼ばれる両足で車を運転する

補助装置を販売されています。

ウインカーやその他のスイッチ関係などもすべて足で操作できる優れものです。

 

エンジンキーは?昔はエンジンキーに細工をして持ちやすいように、回しやすいように工夫をしましたが

最近はもっぱらプッシュ式のエンジンスターターとカギさえ持てばドアロックも開閉される方式に

変更が多いですね。

 

今でも細工をしないといけないのは、ドアガラスの上げ下げスイッチ、ドアを開ける時のドアノブ、シートベルトの

着脱、ぐらいかな~、最近は雨が降ってもオートワイパーがありますし、暗くなったオートヘッドライトがありますので

以前よりは改造箇所が少なくなったのは事実ですね。

 

当社で一番特殊な改造では、オートマチックのセレクトレバーの位置変更!これはたまたまできただけといった事例でしょう。

物理的に基本的にはできない構造になっています、でも海外に行くと油圧のシリンダーを使ってセレクトレバーを動かす

とんでもない製品も存在します、これを付けるとボタン操作でパーキングからドライブモード、リバースモード、ニュートラルに

替えることもできるんですね、日本にはまだありませんが・・・

 

では、上肢に障がいがあるけど、ハンドルは回せないけど、車いすのジョイスティックなら動かせるという方は

自動車のジョイスティックシステムが存在します。旧ニッシン自動車工業のミクニライフ&オートやフジコンさんでは

製品として存在していますし、実際に改造されてドライブを楽しんでられる方もおられます。

詳細はお問い合わせいただければと思います。

当社でもハンドルを回す握力や腕力が無い場合や腕を上げる事が出来ない、腕を上げると激痛が走るといったご相談の際には

こちらをご紹介させていただいています。

 

ハンドルを軽くなるような設定を少ししていただけるだけで数多くの方が助かるのですが各メーカーさんには何とかしてもらいたいものです。

各自動車メーカーさんは自動運転の開発でお忙しいようで困りものですが自動運転が完成すればこのような悩み事も無くなるのでしょうけど・・・

 

下肢に障がいをお持ちの場合

左足のみに障がいがある場合には自動車運転に必要な補助装置はありません、運転免許証がAT限定となることと足踏みサイドブレーキが足で踏めないので

足踏みサイドブレーキが手で掛けれるようにする補助レバーを取付することぐらいで、サイドブレーキも昔からある引き上げるレバー式なら

問題の無い方もおられるのではないでしょうか。

 

しかし!マニュアルミッションに乗りたい!モータースポーツに参戦したい!どうしてもクラッチのある暮らしがしたい!方は必ずおられるわけでして・・・

そんな方には、実際にはクラッチを踏むわけではありませんがマニュアルのミッション車を改造してセミオートマにする装置がございます。

モーターと油圧を利用してクラッチを切ったり繋いだり、半クラッチの操作もできる優れもので、モータースポーツでも検証、実証済みで

ミッションの特性や使い方による味付けはなんと!スマホのアプリで行うのです!

すごいですね、詳細はオサムファクトリーのアクティブクラッチでご検索ください。

 

では、右足に障がいがある場合はどうでしょう、アクセルが踏めないので運転補助装置としては左アクセル装置と呼ばれるものを使用して運転を

行います、つまり左足でアクセルを踏んで左足でブレーキを踏む・・・ということになります。

脳血管などの疾病により右半身の麻痺が後遺症で残られた方などがこの装置を使って自動車運転の再開を果たされます。

実際、慣れるまで大変危険ですので練習が必要です。

また、当社ではご家族の同意を最低限必要とさせていただいており、ときには医療機関の許可も必要とされる場合もありますので

ご了承ください

 

最後に事故により脊椎、頚椎などの損傷、ギランバレー症候群など疾病の後遺症による両下肢に障がいをお持ちの方の場合、

両手のみで運転を行うために手動運転装置と呼ばれる運転補助装置が必要となります。

日本国内でもっとも普及されているものがプッシュプルタイプとよばれる手動運転装置です、ほかにはアクセルリングタイプ

と呼ばれるものが国内で販売されています。

プッシュプルタイプの特徴としては、押してブレーキ、引いてアクセルという操作になり一本の操作レバーを前、後ろに操作する

事により車を操る事が出来るとてもシンプルなもので、日本のほぼ100%がこのプッシュプルタイプとなります。

 

それに比べアクセルリングタイプはハンドルの手前、もしくは後ろ側にハンドルと同じようなリングが存在し、そのリングを押す、引く

回すなどの操作を行うことによりアクセルを操作するものです、このタイプの場合必ず別にブレーキレバーが存在しアクセルとブレーキを

別々に操作を行います、つまり複雑な操作ではありますが多様性のある操作が行えるタイプです。

特徴的なのは両手をハンドル近くに持って行けるので体幹を保持しやすいこと、どちらの手でもアクセルが操作ができること、

ハンドルの後ろにリングがあるためにスタイリッシュであること、プッシュプルタイプに比べ足元が広いことなどが上げれれます。

ちなみに、世界スタンダードはリングタイプです。

 

お身体の状況にあわせて様々なものを組み合わせて改造、架装を行っていきます、事前の打ち合わせが大切ですね、

手動運転装置を事例に挙げても昔は選択の余地がありませんでしたが、いまは、お体の状況、形、色、使い方によって

選択できるようになっています。昔は出来なかったことも出来るようになっているかもしれませんね、

是非ご相談ください、GWが終わっても、夏休み、シルバーウイークが待っています。

一度ご相談されてはいかがでしょう。

 

 

最後に・・・

運転出来るクルマ、乗れるクルマ、乗せれるクルマについて書くつもりでいましたが、

初めの『運転出来るクルマ』だけで読むのも大変な長さになってしましました。

残りの『乗れるクルマ』『乗せれるクルマ』については次回に回したいと思います。

 

文章が下手で読みずらいところも多いと思いますが大阪のオッチャンが書いてますのでお許しください、

少しでもわからないことや、興味のあることなどがあればいつでもお聞きくださいませ。

では次回!

 

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