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【大阪】車いすで乗り込む事は可能?スロープの角度は段差の高とスロープの長さで決まります。

【大阪】車いすで乗り込む事は可能?スロープの角度は段差の高とスロープの長さで決まります。

スロープ架装で特に気を付けないといけないこと!

私のクルマにスロープを付けてください!

 

ハイありがとうございます、でも車いすを押して登れる角度ですか?

 

新車メーカーから発売されている車いす移動車を見て、私のクルマと同じだから私のクルマも車いす移動車にしてしまおう~

 

よ~くご覧ください、

 

リアバンパーのあたりが違いますよね。

 

実は、スロープ架装で特に気を付けないといけないのがスロープの角度なんです、

 

参考にこちらをご覧ください。

 

 

ランプスロープの角度と長さの関係

段差/角度10°15°
5cm約140cm約70cm約50cm約40cm約30cm約20cm
10cm約290cm約140cm約100cm約70cm約60cm約40cm
15cm約430cm約220cm約140cm約110cm約90cm約60cm
20cm約570cm約290cm約190cm約140cm約120cm約80cm
30cm約860cm約430cm約290cm約220cm約170cm約120cm
40cm約1150cm約570cm約380cm約290cm約230cm約150cm
50cm約1430cm約720cm約480cm約360cm約290cm約190cm
60cm約1720cm約860cm約570cm約430cm約350cm約230cm
70cm約2010cm約1000cm約670cm約500cm約400cm約270cm
80cm約2290cm約1150cm約770cm約570cm約460cm約310cm

ランプスロープを使用する際の段差の高さとランプの長さ・角度の関係性を確認できます。

 

 

例 : 30cmの段差で5°の角度でランプを使用したい場合は約340cm以上のランプを使用する必要があります。

 

ということなんです、楽に車いすを押して乗せれる角度といわれているのは10°まで、家庭などで自走して登れる角度が4°までといわれております。

 

通常のクルマにスロープを取り付けた場合、バンパーの上面まで仮に50㎝あったとすると、この場合10°の角度にするためには約290㎝の長さのスロープが必要とされています。

 

ですので、新車メーカーから発売されている車いす移動車には様々な仕掛けがしてあります、メーカーでしかできないものばかりです。

 

特徴的なのがリアバンパーを3分割にして乗り込みの高さを低くして乗り込み角度をできるだけゆるくして誰でもが安心して楽に盛り込めるように設計しているのです。

 

 

あきらめない・・・

では、まったくできないのかというとそうではありません、15°まででしたら、当社としても他の条件が合えば改造を行います、しかし必ず必要になるのが前から車いすを引っ張る

 

ウインチです。

 

 

イタリア・フィオレラ製ウィンチ

 

 

最大300kgの牽引能力を誇るイタリア・フィオレラ製多目的ウィンチ。そのパワフルな能力を場所をとらないコンパクトなボディに詰め込むことで、様々な車種に取り付けが可能。従来のウィンチとは一線を画すそのデザインも特徴の一つです。

 

 

 

これを付けることで、車いすを楽に引き上げることが可能になります。

 

10°以上になる場合は、このセットでのおススメとなります、これがないと上りは重くて、下りは怖いという使えないものが完成してしまいますのでご注意ください。

 

私も完成しても使えないものはお売りいたしません、ので悪しからずご了承ください。

 

お車と車いすと利用される方の状況、介護方法などを勘案してベストな解決方法を一緒に探しましょう。

 

最後に

 

今回は車いすスロープの角度についてお話ししました、ご家庭の中でもこの表を参考にしたいただきバリアフリーな環境を整えていただければと思います。

 

家庭内においては、株式会社イーストアイ様のこのページもご参照ください。

 

 


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アダプテーションデザイナー

代表取締役 阪田 俊次

 

プロフィール

大阪は泉州岸和田生まれ、だんじり祭りが大好きな生粋の岸和田人間です。

学生時代は京都の山奥で育ち、サラリーマン時代は名古屋で揉まれ、いまは

岸和田で居を構え二人の娘のおやじでございます。

ご縁があって、株式会社オフィス清水 代表取締役 清水 深 氏と出会い

その想いに意気投合しこの世界に飛び込みました、今では自動車鈑金の技術を駆使し

国産車をはじめ輸入車の福祉車両の製作なども手掛けております。

いままではできなかったことができる時代になったきています、あきらめず、

もっと自由に、もっとわがままに、乗りたい車でカーライフを楽しみましょう。

ご相談お待ちしております。

 

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